公務員、自己破産すると処分される?

公務員、自己破産や個人再生すると処分される?

公的機関に勤務する地方公務員・国家公務員の自己破産や個人再生に関する解説をしているページになります。

 

市町村区職員や都道府県職員、中央省庁や国の出先機関で働いている方で借金返済問題に悩まされている方は必見です。素朴な疑問や気を付けなければいけない注意点を簡単にまとめています。

 

公務員は自己破産で懲戒免職等の処分を受けるのか?

 

自己破産をすると公務員を辞職・退職しなければいけない

 

そのような都市伝説を稀に聞くことがあります。単刀直入に言えば個人再生・自己破産で公務員は処分されませんので安心してください。簡単に言えば懲戒免職・停職・減給などにはなりません。リストラ(クビ)にされることを恐れて1人で抱え込むのではなく、まずは借金問題に強い弁護士や司法書士に相談することが大切になります。安定した収入を得ることができる職業ですので、自己破産ではなく個人再生や任意整理など別の道を選択することができるかもしれないです。

 

実際に体験談口コミなどを見ると本人は自己破産をするつもりで相談に行ったけど任意整理で借金問題を解決することができたと記載されている方もいます。自己破産ですと住宅ローンを組んで購入にした一戸建て・マンションなどの不動産物件を手放す人がありますが、個人再生であればマイホームを残すという選択肢もあります。まずは気軽に借金に関する状況を伝えて最善の債務整理方法を見つけることが大切になるでしょう。

 

自己破産の官報掲載で職場にバレる?

 

100%バレない・誰にも知られないとは言えないのですが、一般的に官報や破産名簿をチェックする方はあまりいないはずです。公務員においては部署によっては仕事の関連で目を通すケースもありますが、同じ職場や同僚に気づかれるリスクは低いと考えていいでしょう。これは公務員の個人再生官報でも同様であると考えていいでしょう。

 

共済組合の貸付制度を利用しているとまずい?

 

消費者金融キャッシングや銀行カードローンと金利を比較すると相当低い貸付金利になっていますので、公務員で共済組合から借り入れをされている方は非常に多いのが特徴的になります。民間企業で働くサラリーマンの中には年利15%程度でキャッシングされている方も多数いますので、特権と捉える方も多いみたいです。これも市役所や県庁で働く公務員が福利厚生充実していると言われている原因の1つであると考えられます。

 

これは大卒程度の上級区分で採用された人に限った話ではなく、高卒程度の初級採用組についても平等に利用することができるので非常に就職・転職するメリットとして考えることができます。

 

共済組合の貸付を自己破産・個人再生申し立て手続きをするのはまずいのか?ちょっと検証してみることにしました。

 

単刀直入に言うと共済組合から借入していて自己破産をすると裁判所から通知が来ます。

 

公務員の職場の役割分担には共済事務関連をする総務・事務の方にバレる可能性もあるでしょう。また、共済組合は公務員と密接な関わりがあり、天下り先や出向先になっていることもありますので、噂が広まる可能性はゼロではないでしょう。

 

共済組合の貸付制度の種類と特徴

 

国家公務員の場合は省庁ごとに共済組合が貸付事業を実施されていて、地方公務員の場合は地方職員共済組合に加入するのが一般的になります。貸付にはいくつか種類がありますので、簡単に一部の例をまとめましたのでご覧くださいませ。

 

  • 普通貸付
  • 住宅貸付(住宅ローン)
  • 災害貸付
  • 特別貸付
  • 高額医療貸付
  • 出産貸付

 

もちろん貸付金額には限度額がありますが、用途別に利用すれば通常の消費者金融よりお得に借り入れをしやすい環境ありますので、公務員は自己破産・個人再生などの手続きをするまでに追い込まれるリスクは低い職業になります。

 

「職場に借金がバレたくないから」
「若いうちは給料が少なく、貸付限度額も低いから平行して消費者金融からも借りてしまった」

 

などの理由から共済組合以外においても借金をされている方は結構多いみたいです。

 

KKRメンバーズカードで自己破産できるの?

 

KKRメンバーズカード(KKR)・・・簡単に言えば国家公務員共済組合連合会のクレジットカードになります。

 

国家公務員で所有されている方は結構多いのではないでしょうか?

 

ザックリ言えばKKRメンバーズカードは使えなくなる可能性はありますが、自己破産することは可能になります。この場合の債権者についてはカード発行会社になります。

 

公務員の自己破産で退職金はどうなる?

 

年々給与・賞与ボーナス(期末勤勉手当)が減額傾向にあることを嘆いている方もいますが、まだまだ高水準の部類に入ると思います。特に手厚いと言われているのが退職金になります。定年時の役職・階級によっても異なるのですが、2500万円~3000万円程度が平均相場と言われていますので、実に大きな金額であるかが分かると思います。

 

高級官僚など出世コースに乗っている方であれば3500万円~6000万円程度退職金が支給されるケースもあります。これで住宅ローンを一括返済しようと考えている方は結構多いのです。

 

心配・不安要素の1つとして自己破産で公務員退職金は全て差押されてしまうか?取られてしまうのか?という点だと思います。

 

残念なお知らせではありますが、退職金は債権者の弁済・配当の対象になります。但し、全てではなく一部になります。まあ、高額な退職金が見込まれる職業になりますので、結構な金額になるのですが。